グーグルとMS出資、ジェネレーティブAIでマーケを変えるTypeface
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マイクロソフトはOChatGPT、グーグルはBARDのように、それぞれが別の会社に投資しそうなものなのに、マイクロソフトとグーグルの両方から調達って、それだけtypefaceが上から交渉できたということでしょうか。いくらCVCとはいえ…
生成系AIがマーケティングを進化させるのかどうか、そこには慎重な見極めが必要にも思います。
注目を集めている文章生成系AIの大まかな仕組みは、ネット上に落ちている情報にラベルを付与することによって、テーマとするキーワードに近い情報を判断し、文章としと組成するというものです。
つまり、少し穿った見方をすれば、すでにマーケティング施策として近い古された情報を新たに組みわせるところに、その価値が見出されということです。
こう考えると、既存のものを組み合わせてコンテンツを創造する作業の効率化や生産性向上には多いに力を発揮することが見込まれますが、独自性やオリジナリティのある主張を含んだコンテンツ生成には不向きと捉えられもします。
現在のSEOのテーゼが" Contents is KING"であるとするならば、そうした組合せで生み出されるコンテンツに価値があるのかどうか、企業のマーケティングとして目指すところがそこで終わって良いのかは、また別の話のようにも思います。
マーケティングは効率化の活動ではなく、価値ある情報を消費者に伝達する活動です。マーケティング活動を通して発信していく情報の価値を量産に置くのか、独自性に置くのか、何を進化と呼ぶのか、マーケティングの価値の置き所がマーケターに問われる時代に入ってきたということなのかもしれません。何よりすごいのが2022年6月創業ということ。もちろんその手前でステルスな開発期間はあったんでしょうが、たった9ヶ月でこのレベルのサービスが生まれる世の中になっているんですね。