ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡の性能が凄すぎて「ビッグバン宇宙論」が修正を迫られる - ナゾロジー
ナゾロジー
2Picks
コメント
選択しているユーザー
ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡による新発見と宇宙論に見直しが迫られているとの記事。
①地球から130億光年以上離れた6つもの銀河の画像を取得することに成功
②現在の宇宙論ではありえない大質量銀河の存在が、宇宙論を崩してしまう可能性
③ 初期の宇宙における重要なステップのいくつかを見落としている可能性が濃厚に
宇宙論の前進につながりそうな重大な発見と思えます。今回の想定外の結果から理論の修正→再構築につながるのか、前提となる今回の結果自体にエラーの可能性があるのか、再撮影が待たれます。
—————-
宇宙は約138億年前に起きたビッグバンから誕生したと考えられているため、これらの天体はそのわずか5億~8億年後に出現したことを意味します。これは我々が宇宙の年齢が5億~8億年だった時代の様子を見ることに成功したということです。
その分析結果には、銀河の距離が131億光年、質量が太陽質量の1000億倍という2つの数字が並んでいたのです。
広く受け入れられている宇宙論からすると、JWSTが130億光年以上の距離から発見するのは「とても小さな赤ちゃん銀河」のはずでした。なぜなら、巨大な銀河の形成と成長には膨大な時間がかかると考えられているからです。