【温泉街の再生】山口・長門湯本、官民一緒に生まれ変わる街
NewsPicks +d編集部
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取材・執筆を担当したライターのMARUです。
私は山口県の瀬戸内側の出身です。山口県では、南北の交通路が脆弱で、交通手段はほぼ車しかなく、幼いころから、日本海側と瀬戸内海側で行き来するのはちょっとした旅行でした。
近年、地元の人たちと話すと「長門湯本に行ってきた」「星野リゾートがきたらしい」という声が聞かれるようになってきました。
そう、温泉街の再生の物語は人伝で瀬戸内側の人たちにも伝わってきていたのです。県内の方々が、県内の温泉に旅行に出かける文化が生まれていて、関心を持ちました。
まずは、2015年長門市経済観光部理事に着任し、「長門湯本みらいプロジェクト」に携わった木村隼斗さんにお話を聞きました。小さい範囲からはじめることって大事ですね。
いきなり「マルシェをつくります」と言っても、本当に人が集まるのか、お金の無駄じゃないか、と思われたら説得力がない。
とりあえず駐車場でやってみて、地元の人に「いけるかも」と希望を見せられた、というのはすごく参考になります。インフラ整備ってこんなにも大事なんですね。確かに川に飛び石を置くだけで川のせせらぎをバックに写真を撮れますし、散策する中で温泉街に駐車場が真ん中にあるより景観的にいいと思います。