コンクリートの自己修復、ないし自己治癒は、セメント(現代のポルトランドセメントに限らず、反応性を持つカルシウム質の粉体を総じてセメントと呼ぶことにする)の化学反応性をいくらか「余らせて」おいて、ひび割れの発生をきっかけとする外気または水との接触によって、余ったカルシウムが反応することによる場合が多い。 ローマ時代とはスケールの違う大需要と短納期、そして鉄筋という力持ちだが病弱なパートナーを手にした現代のセメントコンクリートにその余力をどう持たせるか、難しい。
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