バイナンスのステーブルコイン、25億ドル流出 発行停止命令受け
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タイトルが誤解を生みやすいですが、ここで言う流出は、ハッキングされたという意味ではなく、BUSDの発行が停止されたことによって、顧客がBUSDから他のUSDT等へのステーブルコインに乗り換えたという意味ですね。
面白いのは、TerraUSDの騒動の際は、規制当局の管理下にないステーブルコインはやはりリスク高いということで、USDCへの移行が目立ちました。今回は規制当局下にあるBUSDが発行停止になったということで、USDTへ移行が進んでいるようです。
とはいえ、ステーブルコインはその性質上、現状では適切な担保と透明性が最も信頼できる要素だと思いますので、規制管理下にあり第三者監査と開示を行っているステーブルコインが信頼できると思います。
米国の場合、DFSが具体的なガイドラインを出したりと、対応も早いのでBUSDに対する扱いもそんなに時間がかからずに明確になるとは思います。米国での規制がスピード感を増してきてる。これは良いこと。ステーブルコイン発行の規制内容は分かりやすいので、割と早めに決まりそう。要するに預かり資産の管理と運用の透明性。正式なガイドライン発表も近そう
米証券取引員会からBUSDを有価証券として登録すべきとの指摘を受けたPaxos。であれば、USDTも同様に有価証券として登録すべきはず。
ところが、BUSDから流出した25億ドルの大半がUSDTへ移ったとのこと。人間の欲望はリミッターがない。ブレーキがかからない。