ChatGPTを学生が利用すると“質の良い論文”が書ける? 医学生18人を調査 クロアチアの研究者が発表
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世の中ChatGPTだらけで他のAIについては語られなくなってしまいましたが、事例を1つご紹介します。
我々のラボでは英語でよく論文を書き、私はそれを毎回チェックします。
ほんの数年前までは
「この段落だけ英語がめちゃくちゃだね。」
「すみません、AIの翻訳を使いました」
「そうだろうね。この段落は雰囲気も他の段落と違うし。使わないように。」
でした。
最近は
「おお、この段落はよくかけているねぇ」
「先生、すみません、この段落だけAI翻訳をつかいました」
「・・・」
ということが起こります。興味深い結果。現段階ではAI無しの方が質が良い論文が書ける、との結果が出ていますが、将来的にはAIを一つのツールとして使うことが授業でも普通になりそうです。
全部OK、全部ダメにする形ではなく、上手く課題設定をして、教授も学生も得るものが大きい形で使えたら理想かなと思いました。英語以外のマイナー言語での研究であることはもちろんですが、ChatGPT使用群がプロンプトエンジニアではないほぼジェネラティブAI素人であろう学生であることの要因はかなり大きいと思います。
研究者みなAIをOfficeのように使いこなす半年後の世界線では、この結果になるかは怪しいなと。