中国、10回以上にわたる米気球の領空飛来を主張 米側は否定
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米国政府は、少なくとも米国上空に何らかの気球が飛来している、という証拠は示していて、その残骸を入手して、分析しています。詳細は開示していませんが、そのうえで、中国からの偵察気球であると断定しています。
中国政府は、今のところ、「10回以上にわたる米気球の領空飛来」について、何の証拠も示していません。
今のところテーブルの上に置かれている材料はこれだけですね。
米軍は、中国の偵察気球は、2022年だけでも、アフガニスタンや中東、アフリカ諸国を含む40か国で観測された、と発表しました。自身が諜報活動をしてきた国(米国)は相手国がやりたいこともよく分かる。これを「遊んできた父親は娘の婿に厳しい」と言います。
日本は自分自身が諜報活動をあまりやってこなかったので、この手のことがよく分かりません。
米国が中国に気球を飛ばしてるかどうかはともかく、当然色んな活動は水面下で行っている。世界には日本人が知らないことも多いと認識しておくべきです。