就職率ほぼ100%の「高専生」がスタートアップでも強みに 日本経済「競争力低下」からの脱却で刮目
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裾野の広いスペシャリスト、というのが必要なんだと思った。
高専で育っていくのは何かの領域に特化した人材である。新しい資本主義の試作の中でも注目されるスタートアップにはその人材は確かにマッチすると思う。
・5ヵ年続く教育による鍛えられる継続的な活動性
・答えが見えなくてもやってみる精神(ある種の研究・探究慣れ)
・スペシャリスト的な領域がマッチするとなお良し
・寮生活によるチームプレー慣れ
スキルだけでなく、マインドやライフスタイルとしてもある種の慣れがあることで、自然とスタートアップのマインドセットが染み付いているのだろうと感じた。
注目のコメント
高専卒です。卒業して、そろそろ20年が経とうとしています。
高専に進学した理由は、中学の時に受験勉強に疲れて、また高校に行って大学へ行くための勉強するのが嫌になって、「大学受験に追われない5年の学校生活」というキャッチフレーズに惹かれて進学したのがきっかけです。ちょっとネガティブな理由で進学はしたものの、今を振り返ってみると高専に進学してよかったと思っています。
大学に行ったことがないので単純な比較はできないのですが、当時は自由にコンピューター(UNIXやLinux)を触れる環境であったのと、同級生がすごいコアな方が多くていい刺激になりました。机上での勉強よりも実技という感じで、プログラミングの実習や実験、測定は当たり前で、レポートも沢山書きました。特に卒論はハードでしたが、そのハードな卒論が今の仕事でも活きていると思っています。
私は、もっと高専は増やすべきだと思っています。大阪にはたった1校しかないのは勿体ないし、大阪にはもう1校あっても良いのではないかと思います。そして、大学も統廃合を進めて、高専を増やす政策を是非政府にやってもらいたいです。
私が在籍していた当時と現在では、求められる技術やスキルが異なります。母校の HP を見てみると、随分進んだことやっているなーと実感しています。個人的には、純粋な技術を学ぶだけでなく、仕事を進める上で必要なスキルであるプロジェクト管理であったり、英語力ももっと重点的に学べる感じにしてほしいなと感じております。
高専卒業の進路は、昔は大半は就職することが多かったのですが、最近は大学3年に編入する人も増えているそうです。技術的な部分で大学に進学するメリットはあまりないのですが、海外で働くことを想定すると進学しておいても損はないと思います。高専生は優秀。神山まるごと高専には昨夏に伺いました。山あいにある学校で、「ここにどのくらいの入学希望者が来るんだろう」と興味がありました。実際には、入学説明会に参加希望者が殺到したとのこと。
少子化で子どもが集まらないと嘆くところも多い中で、このような学校は、地域活性化にも繋がりますね。