自分で描いたのに…「AIを使った」と責められた作者「人間のアーティストである権利を守りたい」
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この記事を読むと「AIアートはダメ」という一部の主張があるように感じるが、AIか人間かのカテゴライズではなく、AIを使ってどう表現したのか、どんなメッセージを込めたのかといったポイントに観点を置くことが良いのではないでしょうか。
音楽の世界では予め機械で作られたループの上にメロディを載せるだけ、歌詞をつけるだけといった作曲の仕方があり、一から人間の手で作曲している曲は少ないはず。それでもアーティストのルックスや曲に込められたメッセージ込みで評価されているので、アートも同様に考えられればと思います。
注目のコメント
AIは人の能力を超えたのか。下手な人間作品は上手なAI作品に勝るのか。AI生成物を排除するのは正当か。AI生成物かどうか人間は判断できるのか。・・いろんな問いが浮かぶ案件。
【AIか人間かの世界に】
AIアートが自分でも生成できるようになり、SNSでもよく見かけるせいか、なんとなーくAIが生成したアートの雰囲気ってわかるようになってきたような。こちらの絵も神秘的だけどちょっと暗さのある感じがAIっぽいかも。
そのうち「AIが描いた風」の絵を描く生身のアーティストがでてきてもおかしくないですね。
AIが作った文章を判別するアプリが出てきたそうです。アート版が出てくるのも時間の問題だと思いますが、いずれにせよ生身のアーティストを守る意味でAIとの識別ができるツールは必要になると思います。
https://www.buzzfeed.com/jp/katienotopoulos/ai-writing-detection-tool-homework-students-1この問題には「AIを使った作品をどう見分けるか」・「“AIでも書ける”作品には価値がないのか」という2つの論点が存在すると思います。
前者の方はいずれ「ヒト創作認定ラベル」みたいなのが出てくる気がするので、問題は後者の方ではないかと。
クリエイティブの領域はあまり詳しくないですが、「AIでも作れる作品は価値がない」…といった論調が強くなるとデジタル作画の領域はだいぶ苦しくなってくるのではないでしょうか。
「人ならではの作品」を追求した結果、アーティストが油絵などデジタルツールを使わない作品に回帰し始める未来がくるのかもしれませんね。
(私自身は“どんな技法を使ったか”よりも、そもそもの発想の部分に価値があると思いますが…!)