東南アジアで「日本人とは会いたくない」というスタートアップが増えた理由
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そうならない設定をするのが現地にいる我々の使命だと思ってます。ピュア中間業者にできないベクトル揃えを小さくコツコツやってスケールとかは考えない。
注目のコメント
東南アジアに限らず、日本人に限らず、スタートアップに限らずかもしれません。
ビジネスの原則は、どこのだれであっても同じで相手や紹介者の立場も考えて行動することではないかと思います。
ここ数年で増えたCVCのアクセレーションプログラムで海外視察やVCへのピッチをされているのを見ていると主催者は有名なVCにピッチを見てもらいたいけれども参加者はシードステージであることが多いので、著名VCの投資サイズには全然合わない、「日本人とは会いたくない」といわれてしまう状況が起こりやすいです。参加者にとっては、身の丈に合ったVCやエンジェルとお会いされたほうが実りも多いはずです。CVCの運営はコンサルに外注されているところが多いので、主催者の希望と参加者のニーズとをバランスをとってアポを取るコンサルの目利きがよくないと翌年度や他のCVCに影響してしまいます。東南アジアに限らず、日本企業と面談したのに何も決まらないという事態に対して「へっ?意思決定する権限がないのに来たの!?」と失望するみたいですね。
権限と責任を与えられた人がその範囲でドンドン決めていく、ないしは責任者自ら来てとっとと決める、という当たり前の姿勢で臨めば「会いたくない」とはなりません。故に私やご著者坂田さんの、両者の繋ぎ役としての存在意義がある、という言い方もあろうかと、ぜひご相談ください笑
ただし、総論としてスタートアップにとっての大企業との仕事のし難さ、というテーマについて言えば、多少の種類の違いはあれど日本企業に限りません。相手がフランスでもドイツでも、それなりにウザがられる光景は一般的、という事はフェアネスの観点から添えたい。