最強寒波で都心マイナス6℃の可能性も…わたしたちはどう備える？
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この状況はすでにニュース等でも出ていますように2018年1月25日の朝と酷似しています。その際にも関東地方の上空1500m付近の気温場が注目されており、つくば市の高層気象台での観測の最低記録（-14.0℃、1960年1月24日21時）を塗り替えるのではないかと言われていました。結局は朝9時に—13.3℃で上空1500m付近の気温場の最低記録としては第6位にランクインとなったわけですが、さいたま市で最低気温—9.8℃となり1977年以来の記録を更新したり、八王子で1982年以来となる-8℃台を記録したりするなどし、水道管の凍結や破裂による修理依頼が相次ぎました。
今回も寒気の強さとしてはほぼ同等と見込まれ、5年前と同様の状況が各地で発生することが懸念されます。
ただし異なることが2つあり、一つ目は2018年はその3日前に関東で大雪を記録しており、25日も東京で7cmの積雪が残るなどしていた場であったとうこと、二つ目は2018年は一晩中乾燥した晴れ間が続いていたのに対し、今度は前夜に上空の寒気が通過する見込みで、乾燥した晴れた夜になるかどうかが微妙だという点が挙げられます。
2018年は前日から積雪があったため太陽の光が反射し前日の気温の上昇を抑え、また夜に晴れ間が続いたことで放射冷却が進み気温を押し下げましたが、今回はその二つの要素がきちんとそろわない状況が考えられ、その場合は最低気温は予想よりも上振れ傾向で出ることになります。
今回の寒気は大きな目線でみると、数日前にシベリアのヤクーツクで—60℃以下の最低気温を記録したという報道がありましたが、北極から寒気が放出されてシベリアを経由してモンゴル、中国、朝鮮半島そして日本へやってきたものとなります。北極の寒気が安定して北極の中にいられなくなっているのが問題の本質で、北極海の海氷面積が年々縮小傾向にあるために寒気が陸地側に残りやすく、そのため北極の周りを取り巻くジェット気流もきれいな円を描けずに蛇行し、これが寒気の南下を招いているのではないかと言われています。
温暖化のはずなのに寒いのはなぜ？という問いはよく出るものですが、北極という冷蔵庫のドア（ジェット気流）が閉まっていないからというとイメージしやすいでしょうか。Appleのサポートページに「iOS デバイスや iPadOS デバイスは周囲の温度が 0° ～ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。」「動作温度を下回る極端な低温下で iOS／iPadOS デバイスを使うと、バッテリーの消耗が一時的に早くなったりデバイスの電源が切れたりすることがあります。」とありました。
万が一立ち往生した時にスマホが通じなくなると非常に不安でしょうから、改めて取扱を確認しておいた方が良いですね。住んでいるのが古い一軒家なので水道管の凍結が怖いのですが、どこの水道を出しておけば良いのか悩み中です
東京でこんな気温になるのは生まれて初めてな気もしますが前にもあったのかしら、、
