【解説】「AIの覇者」を目指すマイクロソフトの野望
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注目のコメント
記事ではAzureを中心に言及されてますが、Office製品とGenerativeAIは相性が良いと思われます。
ChatGPTは知識もなく言葉だけを理解するツールです。単体でお客様対応や営業させると、勝手なことを言うのが想像できるので危険です。検索の置き換えにもできません。
一方、GenerativeAIは指示に沿った行動をとることは得意です。具体的には、スライドで必要だから「スマホを手にした悩める若者」の素材を作ってくれ、と命令すると、そのような画像をゼロから生成してくれます。
弊社でもDALL-E(ダリー)で画像作成をしてますが、コツが掴めると自分で画像を検索して著作権を確認する手間が削減できます。
つまり、GenerativeAIは人間の代替というより、人間の作業効率化に最も適しており、アウトプット(プレゼン、報告書、論文)を明確に持つ人間が、ちょっと手が欲しい時に頼れる便利ツールです。
なお、OpenAIの製品はChatGPTだけではありません。
弊社でもOpenAIのビジネス向けサービスGPTを利用し、強化学習AIを活用しています。こちらはGenerativeAIでないので、人間が決めた範囲内で回答するため、運用側としては安全な設計になります。一方で課題は返答スピードで、膨大なデータを渡すと返答スピードが遅くなってしまいます。ここを、Microsoftが提供するスーパーコンピューターが解決してくれるのではないか、と事業提供側として期待しているところです。OpenAIに対するMicrosoftの取り組みの詳細。Googleに対して脅威なのはもちろんAWSに対しても大きな優位性になる可能性もある。テキスト検索以上にあまり進化が感じられなかった音声アシスタントの性能を飛躍的に向上させることに繋がりそう