マネフォ通期決算は再び上振れ 45%成長のARR163億円に 次の成長戦略は金融サービス
コメント
選択しているユーザー
通知表である短信をまず熟読してからパワポ資料を読んで投資家にどう伝える会社なのか見ています。
その伝え方である程度は見えてくるものがあります。
特にこの記事に『上振れ』とありますが赤字の状態で上振れても成長してるとは言い難いです。
短信を読まなければ成長企業と見えてしまうのは分かりますが表面的なことで記事を書いているのが分かってしまいます。
2022年11月期 決算短信〔日本基準〕(連結)の内容を読むと
前期である2021年11月期との差は210億−150億で60億円となります。
売上は上がっているように見えますが下記を見ると懐疑的に感じます。
2.中長期的な企業価値向上のための投資方針
(2)投資金額
の部分では今期は76億ほど広告と営業に費用を割いています。
悪い言い方をしてしまうと76億の広告営業費をかけて売上60億増を演出したとしか思えないということです。
4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
負債の部を見ていただくと流動、固定負債どちらも前期の倍額となっており本年は大幅な赤字です。
いくら先行投資とはいえ37%の売り上げ増のために赤字となっているのに、黒字化して30-40%成長をするという形が今現状見えないなというのが本音です。
有料会員数増も下期辺りで連携出来る口座数を制限したことにより無料会員から有料会員にした人を含めていますし
会員増を演出したいのかなと感じました。
こういう出来ていたことを出来なくすることは顧客満足度からは程遠いことだと思います。
昨年は株価が仕手化したように上がりましたが高値圏で切り返したタイミングで必ず下がると思っていましたが半値くらいには下落しています。
また2023年期も同じような広告で売上を取る形で変わりないうちはショート目線で見てしまいます。
※短信を読んだ個人の意見なのでご容赦ください。
注目のコメント
マネーフォワードの22/11期 通期決算は成長がQonQでさらに加速。12月にオンライン家計簿「マネーフォワードME」の無料会員連携口座数を10件から4件に減らしたことで単月課金ユーザーが1.3万人と大幅に増加したことに目を引かれました。
・連結売上高214.8億円(YoY+37%)、SaaS ARR 163億円(YoY+45%)、EBITDA ▲60.3億円
・Businessドメイン 中堅企業向けARRはYoY+102%
・下期は採用を抑制、Q4はBusinssドメ中心に80名純増
・FY23は売上高・ARR30-40%成長、FY24でEBITDA黒字化
決算説明資料
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230116589950.pdfまず既存の奉行や弥生、PCAからの移行も含めて良い方向と思います。
一方で、導入社としては、経理業務のデジタル化→マネフォ?freee?といった時に悩むところですが、2つのソリューションはかなり違います。
マネフォは、旧来の会計システムのクラウド化・オンライン化を詰めたもの。
freeeは、クラウド金銭情報管理システムともいうべきものです。
バックオフィスのデジタル化をまず進めたい!仕訳の分かる経理マンもいる!ならマネフォ。
バックオフィスのDX化をめざして管理業務の根本見直しを図るならfreeeがオススメです。