ウクライナを見捨てれば、日本も同じ運命になりうる。軍事研究者の小泉悠さんは警告する
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ロシアの人々が持っている「冷戦後の世界に対する不満」は分からないでもない。やっぱり、ロシア人の目から見ると「これはアメリカに対して頭に来るだろうな」という場面もあるんですよね。
←これ、逆にどんなケースなのか小泉さんに教えてほしい
注目のコメント
「日本も同じ運命になりうる」かどうかは、これは未来のことなので、わかりません。だから、「なりうる」と言われているいるわけですが。
日本は米国の駒であり、米国の次の次の差し手がどうなるか、で、日本の運命は決まります。
「ウクライナを見捨てれば」の主語が、もし米国であれば、日本は危ないでしょう。
日本も、そして台湾も、米国にとってウクライナよりも優先度が高い国です。
しかし、台湾を支援するのは、米国にとって、ウクライナを支援するよりもはるかにリスクの高いことです。
米国がウクライナを支援しないような国であれば、台湾を見捨てることもありえます。
米国が台湾を見捨てるなら、日本も半ば以上見捨てられたも同然です。具体的には、日本から米軍基地が撤収するということです。
日本は、ウクライナそのものよりも、ポーランドやリトアニアに近い位置にある国です。
ロシアがウクライナ全土を占領したらポーランドやリトアニアも危なくなるように、台湾が占領されたら日本も危なくなります。
米国のウクライナ支援は決して小さな負担ではなく、これが数年単位で続けば、台湾を支援する分のリソースが減る、という考え方もあります。
しかし、米国の世論が、ウクライナを支援しなくてもいい、となる方が、日本にとっては、はるかに危ないです。
ウクライナが見捨てられるなら、米国は次の次の差し手で、台湾を捨て駒にして、さらに次には日本も捨て駒になるかもしれません。
日本には、身銭を切ってでも、米国がウクライナへの支援を続けやすいようにするだけの、国益に関わる動機があります。日本人としては『「我々は弱いものである」「小さいものである」という観点から、そもそもこの戦争をまずは見なければいけない』という指摘は、共産党や立憲民主党や左系メディアにしっかり受け止めてほしい言葉です。小泉悠さんの新著と高杉杉雄さんの『現代戦略論』は予約購入しましたが、これこそリベラル系の言論人を自認しておられる方は必読だと思います。憲法9条があれば日本は攻撃されることはないとマジで信じている人は意外に多いし、下手をすれば日本人の半数近くいるようです。このような人たちにリアルな国際情勢、安全保障を理解してもらう努力をしていかなければなりません。NPコメント欄は貢献できると思います。
ちなみに私のSNSにはロシアを擁護するツイートはほとんど見かけないのですが、やはりフィルターバブルという現象でしょうか。積極的に左派系の方をフォローすれば見られるようになるのでしょうか。小泉さんは繰り返し、自分の育児経験を通じて何を守るべきなのかを自覚した点を強調されている。戦争を自分ごととして捉え、戦時下の人々の生活に思いをはせることが、戦争と向き合う仕事をする人間として必要なことなのだろう。