労働組合の組織率 16.5% 前年を0.4ポイント下回り過去最低
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注目のコメント
「組合に守られない労働者が増えていることに強い危機感を持たなければならない。」
守られる必要がない人が増えた、というのもあります。
そもそも、労働組合という組織形態も時代遅れですね。
流動性を上げ、個々のスキルに応じて給与が支払われる様になるのであれば、「みんなで仲良くベアしましょう」という考え方の下、組織を組んで交渉する必要はなく、ここで会社と交渉を行い、給与を決める必要があります。組織に守られない、というよりかは個人で完結してしまっている、というのが正しいでしょうね。
あとは、そもそもとして労働組合がマトモに機能しているように見えないんですよね。会費とかと結局飲み会の費用にされておしまいですし。
残念ながら、人材の流動性が上がっていくのであれば、社会的にもますます個人の時代になり、時代錯誤の組織形態となると言えるでしょう。それに気がついていない辺りも残念です。
ただ、非正規のパートや派遣など個人でどうにもできない人たちは十分いるのも事実ですし、その人達をどう取り込むかに注力するする方が良いでしょう。労働組合の価値を知らない人が多すぎるんですよね。
企業は本当は労働組合など作って欲しくはない。
なぜか。それは組合がある方がやはり労働者側の交渉力が上がるからなんですよね。
まぁ、一部の強者は労働組合などいらないのかもしれませんが。自分の知ってる組合は賃上げ交渉だけじゃなくて、アンケートシステムとかで社員の意見を吸い上げて会社に毎月申し入れる運営をしてて(あとは身近な人に直接話を聞いたり)、それで労働環境や福利厚生が改善されたケースが何度もある。
社員がそれをやれるなら組合はいらないし万々歳だけど、できないならやっぱあった方がいいと思うですね。組織によってピンキリなのは否めない…。