【グーグル幹部】インターネットをまるごと「脱炭素」する
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Googleのこのプロジェクト、めっちゃ注目しています。グーグルの心臓部はデータセンターであり、そこからグーグル検索、グーグル・マップ、YouTubeなど、あらゆる10億人単位のサービスが生み出されている。その心臓部を、2030年までに「炭素ゼロ」に激変させるというのは、非常にハードルの高い目標なだけに、ちょっとドキドキします。
面白かったのは、インタビューの下準備をしていたところ、このグーグルのエネルギー部門のトップである人物は、アラバマ州の石炭ビジネスの一族に生まれ育っており、いわばバリバリ炭素をだしまくる一家に生まれたこと。しかしそこから、気候変動の世界に興味をもち、グーグルで15年以上も黒子であるエネルギーを支えてきた人です。
自分が書いているGメールやグーグル検索の裏側で、こんなチャレンジがうごいているとかんがえるのは、とても面白いことです。このような取り組みは欧米では当たり前のことになってきていると思うので、取り組みが新しいというよりも、このような発信を積極的にするようになったのが新しく、2023年ならではなのかなと思いました。
ちなみに、日本企業でも、サプライチェーン全てでカーボンニュートラルを掲げている企業は出てきています。
例;SMBCグループ>SMBCグループは、2030年までにSMBCグループ自身が排出するGHGをネットゼロとする https://www.smfg.co.jp/sustainability/materiality/environment/roadmap/
具体策については、述べられていませんが。。検索やメール送信でも、意外と電力を食います。前者は一回あたり0.3ワット時、後者は一通あたり25ワット時の電力が必要と言います。
チリも積もれば……というものであり、SDGsという観点からもジャンクメールは根絶されて欲しいものです。
ところで、発電できる時に仕事をする、という発想はとても良いですね。現代版の「晴耕雨読」というべきでしょうか。
ついでに我々人間についても、「雨の日は出勤しない、働かない」というルールができると嬉しいものです。