【解説】ニーズが拡大し続ける「抗体医薬品」って何?
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新型コロナウイルスの感染拡大で、よく聞くようになった「抗体」という言葉。抗体は、体に侵入した病原体から守る働きがあり、私たちの体を守ってくれる防壁になってくれる。
もう少し解像度を上げると抗体は、病原体の抗原に特異的に「くっつく」という動きがあるのですが、そのような働きを活用した薬があります。それが「抗体医薬品」です。詳細は本文に譲りますが、ざっくりいうと正常な細胞には作用せずに、異常な細胞(がんなど)だけにピンポイントで作用する。そういったことで副作用を抑えながら、病状を抑えることができます。
抗体医薬品は、創薬分野で多くの製薬会社が研究開発費のリソースを投下するバイオ医薬品の一つ(他にはmRNAなどの核酸医薬などがある)で、2021年の世界の医薬品売上ランキングの上位を占めるなど、市場からの期待値も高いといわれています。
本稿では、そんな抗体医薬品がどんなものかをスライドで解説しつつ、トップランナーである中外製薬の井川さんから、その可能性について詳しくお聞きしました。抗体医薬品は、現在、医薬品売り上げランキングの上位を占めており、これはそれだけ医療に貢献していることを表していると思います。
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/23545
例えば1位のヒュミラ、3位のキイトルーダ、4位のステラーラは抗体医薬品です。
ちなみに、中外製薬はかつて大阪大学との共同研究からアクテムラを生み出し多くの自己免疫疾患の患者さんのQOLを改善してきました。
https://iryogakkai.jp/2009-63-01/65-7.pdf
抗体医薬品は標的への選択性が高い、投与間隔を長く設定できるなどの長所があります。もう中外さんと仕事をする事はないでしょうが
中外さんやロシュは
ファイザーと比べて
品質保証カルチャーは上をいってるよなって
前職では感じていました
副作用も少ないイメージなので
創薬の設計センスは凄いよなって色々勉強させてもらえた企業さんですね