LCCはコロナ前より成長しているのに、なぜANAはまだ回復途上なのか?
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ANAとJALの国際線戦略にも違いがけっこう現れていて、分析するとなかなか面白いかと思います。
各社ともに運賃はコロナ前よりも大幅に増加はさせていますが、特にANAは高単価戦略にフォーカスしているように見えます。
その為例えば同じ国際長距離路線でもJALが満席でもANAには空席があったりします。
また、アライアンス内での調整減便が行われており、各便のロードファクター(搭乗率)自体はかなり高い水準で推移しています。
よってBAが拠点のロンドンはJALの需要が強い(BAが日本便を切ってJALに寄せる)、LHが拠点のフランクフルトはANAが強い(日本便をANAに寄せる)といった拠点ごとの特徴もあります。そういえば、仕事で日米間を旅している人がつい先日、デルタのビジネスクラスは日本の航空会社のそれより20万円高いと言っていたっけな・・・ コロナ禍前は違ったはずなのに (・・?
物価上昇に伴って余裕がない人が増えたけったLCCの利用が増えたのではないだろうか。
LCC利用が増えると顧客単価がかなり下がるので、コストをいかに下げて運営できるがが重要になる。
コロナ禍で人員削減をしたのであれば、そこから不用意に増やさずにテクノロジーでキャパシティを上げていくことを考えたほうがいい。