【目標設定シート】宣言することで個人もチームも成長できる
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取材・執筆を担当したライターのMARUです。
日本理化学工業さんの「目標設定シート」はとてもシンプルです。
目標を決めて、紙に書いて、行動する。
これらは、多くの企業でも当然取り入れらていますし、自己啓発本などでも再々言われている、目標達成の基本のように思います。
ただ、実現していくためには、ただ書いただけでは終わらないこと、つまり、日々の意識の持ち方、実際の行動、見直しが必要だと改めて感じました。
また、障がいを持つ従業員の目標達成をサポートする職員の方々が、従業員と一緒に考え、1日の見直しを共に行っていることで、コミュニケーションが円滑になっている点も非常に興味深かったです。
目標設定と1on1のあり方を改めて実感するよい機会をいただきました。スポーツコーチングでも目標(ゴール)設定が非常に重視されています。
良い目標設定は以下の要素を満たすと言われています。
・具体的であるか
・可視化(数値化)できるか
・ワクワク感があるか
・チャレンジングであるか
注意点としては、目標設定を目的化するのではなく、成長のために目標設定を活用する、という意識が大事ですね。素晴らしい取組みだと思います。
シンプルでどこの組織でも取り入れられている当たり前に感じる取組みのように受け取れますが、まさに「すべてのものも人も大切に想う」方法と実践になっているところが、大きな違いを生んでいるように感じます。
会社のミッション・ビジョン・バリューが明確になっていること。それを従業員と組織に浸透されていること「6S委員」や「リーダー」「班長」など従業員のパフォーマンスや組織の業績を具体化させるためのしくみ・システム。そして、社員個々のフィードバックを充実させるための支援。
障がいのある方々が70%で組織されていることを結果として強みにしている、まさに「すべてのものも人も大切に想う会社」だと感じました。
人材育成、組織づくりの真髄を具体化している学びになる事例だと思いました。