「貯蓄から投資」加速=全銀協会長、NISA拡充歓迎
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「『貯蓄から投資への流れを加速させるものだ』と評価した」 (@@。
余った資金を日銀に預けるとマイナス金利を取られて銀行が損する時代になって、銀行は手元の資金、つまり預金を減らすのに苦労しているようですね。郵便貯金の優遇制度や証券会社を目の敵にして預金集めに狂奔した時代を知る私は、隔世の感を覚えます。
日本企業が元気で世界を相手に戦って技術と設備に資金を投じ、資金ニーズが強いので預金金利がインフレ率を上回り、元本保証の預金商品で資産形成が出来た時代です。金融緩和と財政支出で景気を刺激するばかりの日本には、そうした環境は二度と戻って来ないかも。全銀協会長がNISA拡充を歓迎する背景に目を向けると、ちょっぴり複雑な気持ちも沸いてくる f(^^;投資が加速するのは良いことだと思います。
ただ、個人的には既に妻子含めてNISAもiDeCoも枠いっぱい使ってますが日本株には全く投資してません。理由は単純で、株価が上がらずキャピタルゲインが全く期待できないからです。(個別株で少し日本株持ってますが、それも米国個別株を大きくアンダーパフォームしてます。。)
つまり、単に国民の貯金を投資に回す形だけ作るだけでなく、投資してもらった資金をレバレッジにして資本主義で勝てるビジネスや組織、制度が必要だと思います。国民もバカではないので、税制優遇や多少の配当があってもキャピタルゲインが小さい(ロスすらある)と気付けば、結局他国ビジネスに投資するでしょう。資金の流れと成果を上げるのは両輪です。