米大統領、富裕層に大幅増税案 一般教書演説で 株式譲渡益が柱、共和党の反発必至
日本経済新聞
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これをやり切れたら内政に関してはオバマ大統領は歴史に残る名宰相となるな。ブッシュ政権下でボロボロになった経済をここまで立て直して、オバマケアや富裕層に対する課税、銀行への規制など嫌われるけど絶対に必要な施策を確実に打っていっている。やり切れるか注目。抜群の内政と比べて外交はお粗末すぎるけど、人には向き不向きがあるということだろうな
記事が指摘する通り、アメリカは「株などの金融資産を多く持つ富裕層と中低所得層の経済格差は広がる一方」であり、社会の分断が進む要因の一つにもなっています。
オバマ大統領の打ち出した政策は、特に1%の富裕層に狙いを定めた政策といえ、格差の世襲化と固定化に手を打とうという姿勢が見えます。議会が野党・共和党が多数派を握っているので、この政策が本当に実現できるかは不透明です。ただ、共和党を「悪者」とすることができ、実現できればオバマの業績として評価されることになるでしょう。実現には政治力が必要だと見ます。リベラルがこうやって改革を打ち出せるのがアメリカ。現状維持をよかれとしてしまう日本のリベラル(というか実質的にはないに等しいけど)と比較すると、やはりとても素晴らしいと思う。