原油と石油とガソリンの違い | 稀に役立つ豆知識
kataoka1990.blogspot.jp
56Picks
コメント
注目のコメント
スタンドで販売されている、ガソリンの種類のうち「レギュラー」と「ハイオク」の違いは何でしょうか。
答えは、ガソリンのオクタン価です(レギュラーは約90、ハイオクは約100)。
オクタン価が高くなるとガソリンが燃焼しにくくなります。
そのため、こちらが意図するタイミングで燃焼させる事が可能になるので(自然発火しにくいので)、発火のタイミングをより厳密にコントロールする必要がある高性能エンジンは、ハイオク仕様となります。
ちなみに、欧州では標準ガソリンのオクタン価が約95と日本のレギュラーガソリンより高いため、ほぼ全ての欧州車はハイオク仕様です(ディーゼル仕様車を除く)。
税金に関しては「トリガー条項」というものがあります。
これにより「ガソリンの3か月の平均小売価格が1リットル当たり160円を超えるに至った場合は、特例税率の適用を停止する」ことになっていたのですが、2011年4月に東日本大震災の復興財源に充てること等を理由に適用を凍結されてしまいました(下記wikiリンク参照)。
以上、ガソリンの豆知識でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%B3%E7%A8%8E
【補足】
ハイオクガソリンはオクタン価が高いだけでなく、石油元売り各社オリジナルのエンジン内部を綺麗にする清浄剤も添加されています。この効果の違いを各社アピールポイントにしていますが、実際の性能差は使用して比較してみてもよく分かりません…。
【追記】
Ishida Reikoさん
コメントありがとうございました。今、別記事を読んで短くなるように修正してみました(笑)