日本発の植物工場スタートアップ「スプレッド」、世界からも注目される「技術と戦略」とは
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国内レタス市場規模1,500億円のシェア30%を獲得してくのが目標とのこと。
食のサプライチェーン上のCO2削減、食品ロス削減は今後益々どの食品関連事業者にも強く求められるものであり、植物工場が各地に拠点としてできることで物流の効率化によるコスト削減、CO2削減の社会性、経済性の両方でメリットが強くなってくるのではと思います。
レタスのカット技術等の向上により、消費期限を3日から6日に伸ばした点も驚きました。今後の動向についても、個人的に注目していきたいと思います。8月に40億円の資金調達を実施し、すでに困難と言われていたレタス栽培工場が黒字化しているとのこと。素晴らしいですね。また、露地栽培に比べて大幅に水を使わない栽培法も確立しているなど、まさにサスティナブルな社会経済をになっていく存在として注目です。
フードテックの分野は、日本が強みを発揮できる分野だと考えます。今年8月にシリーズAで40億円調達した京都の植物工場スタートアップ、スプレッド。すでに亀岡の自社工場は黒字化、2018年から稼働を開始した「テクノファームけいはんな」も稼働率99%になっていますし、24年には同社によると世界最大規模となる日産10トンのレタス工場も稼働します。直近の大規模化は大手企業とのJVで立ち上げるなど、興味深い戦略をとっています。
40億円調達時のプレスリリース:https://spread.co.jp/news-release_20220802/