スペースX、機内ネット接続サービスに参入 23年から開始
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機内WiFiから機外に接続する方式としては、衛星を介する方式と地上局を介する方式があります。日本国内線は通信衛星(スカパーJSATなど)であり、アメリカではサービスプロバイダが全米に地上局を配置していて,航空機のルートに沿って設置された地上局と通信を行う方式も一般です.国に依って異なる現状が、統一してStarlinkからとなれば、メーカー、エアライン共に機材のやりくりが楽になりますね。そこがSpaceXの狙いなのでしょう。
現在使われているインテルサットやインマルサットは静止衛星で赤道の36000キロ上空で、重量落下と遠心力を均衡させて地球から見ると静止している衛星になります。これだと距離も遠いのでとにかく通信は遅いです。また、最大の欠点は赤道上にあるので北極圏は地球が邪魔で電波が届きにくい/届かないので通信できません。
なので例えば東京ニューヨーク線等で通信できない時間があるのはこのためです。
通信が圧倒的にはやくなり、常時接続できるスターリンク機内Wi-Fiがローンチしたら、スイッチしていくことは確実かと思います。
少しボトルネックになるとすると航空機側のアンテナの設計ですかね。これは当初機内Wi-Fiを入れる際には、機体上部にアンテナをどのように追加で取りつけて承認を取るかで結構時間がかかったと記憶しています。