iPS「視細胞」移植 世界初の臨床研究で安全性確認 効果を調査
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iPS細胞がノーベル賞を受賞して早10年が経ち、これまでも様々な移植で成功を収められてきましたが、目の難病の治療だけでなく改善も見られたといのは素晴らしい進歩だと思います。
私も幼い頃に目の病気で失明するかもしれないと言われ、7歳ながらとても不安だったことを覚えています。幸い失明はしませんでしたが誰でもいつどのような形で発症するか分かりません。どの部位も大切ですが目が見えないとかなり生活も不自由になってしまいます。そんな中での、このような赤の他人からの細胞で拒絶もなく病気の改善がみられるというiPS細胞の可能性にとても感動しました。iPS細胞がどういう性質だったか忘れましたが赤の他人のiPS細胞でも拒絶反応が無く安全に移植できるというのは素晴らしいですね。
自身の細胞から作るとまた同じ病気が発症してしまう恐れもあるでしょうが、その病気とは無縁な人の細胞ならその病気とは無縁でしょうから、拒絶反応さえ無ければ有望。
臓器移植の代表格・腎臓、罹患者が多い糖尿病の膵臓、加齢に伴い消滅するリスクが高い歯など、もっと用途が広まっていって欲しいですね。
しかしその一方で懸念も。
ロシアが今仕掛けている戦争で兵士が腕を欠損した際にiPS細胞で復活させられる場合、兵士は特攻のような無茶をしてもiPS細胞で以前通りの活動ができるとなったらどうなるか。
死や怪我を恐れないある種不死の軍隊ができあがるとこになり、それは恐怖以外の何物でも無い。ことiPS については日本の研究成果が先行している印象だが、実際リソースなどが集中しているのか、あるいは海外では違う潮流があるのか、実態は掴みづらいが、新たな治療法の確立と同時に日本の研究開発成果にもつながっていけばいいなと。