円買い介入最大の2兆8382億円 22日に実施、財務省発表
日本経済新聞
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「需給をコントロールする為替介入では通貨のフェアバリューは変わらず、効果は一時的にとどまる」 (@@。
今回は、日銀が金利を抑え込むため円を無尽蔵に供給する実質的な円安策を採り、日銀が意に介す素振りを見せぬンフレへの国民の不満をかわすため政府がこれまた借金を財源に円を国民に配って円安を加速する中での介入です。この二つは確信的に行われていて変更の可能性はなさそうですから、政府が為替介入で円高誘導しても、直ぐ円安に向かうだろうことは自明です。
政府と日銀の態度がこれだけはっきりしていて紛れなければ、投機を旨とする人は、介入で円高になった瞬間に高値で円を売って、円安になったところで買い戻せば確実に儲かりそう。つまり、政府が介入しても直ぐ押し戻される要因があるのです。そりゃ効果は一時的にとどまります。
そしてドル売りに使える外貨には限度があって、180兆円の外貨準備が全て回せるわけでも無さそうです。当面は20兆円が上限といったところでしょうか。そのうち約3兆円を投じた形です。為替介入の効果は一時的に止まるのみならず、回を重ねるごとにたぶん落ちて行くでしょう (・・;ウーン