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【芝園団地】「隣の外国人」と心地よく付き合う極意

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「密なコミュニティというのは、裏を返せば排他的であることと紙一重なのではないか」といわれているのは全くそうで、母語も宗教も違う人たちが、日常的に一緒に子育てしたり、互いの家で茶飲み話をするようになる方法はありません。
     母語も宗教も出身地も同じ人たちで固まるのが自然です。
     いくつかの塊ができて、それぞれの共同体内で子育てや宗教行事をやっている、お互いの共同体には介入しないで、共同行動(区画整理とか、公共施設とか)が必要な場合は、協議の場と決めごとをつくっておく、というのが共生です。

    団地とかタワーマンションというのは、ある程度、相互に無関心でいられる住居形態です。
     下町の長屋のようなところに多民族が住むのであれば、より協議の場と決めごとが必要になります。
     民族ごとに、住む棟や区画を分ける、というのも1つの方法です。ただ、これも接触が全くないというわけではないので、協議の場と決めごとは、やはり必要です。

    重要なのは、民族ごとの塊の末端にまで、決めごとや伝達事項が伝わることです。
     塊ごとの長が決められて、日本人の長と協議し、管理費や修繕積立金などについて、説明ができるようになるまで、情報共有する、というやり方が効果的です。
     多くの多民族社会もそうであるように、日本も多民族社会化していけば、国会から自治体まで、各民族の長が集まって協議して決めごとを共有する場になっていくでしょう。

    日本人と同じやり方、日本語の理解力を身につけてもらえばいい、ということは期待するべきではありません。なかなか身につくものではないし、身につくまでにトラブルが続きます。
     外国人全員を日本の公立学校に入れれば、日本社会の同調圧力をもってすれば、20年もすれば何とかなるかもしれません。それは多民族化していくスピードによります。
     実際は、日本の公立学校には子どもを行かせたくない、という親も多いです。外国人独自の学校も増え続けています。

    団地のような、身元のしっかりした外国人が集まる居住地なら、協議と決めごとができるのですが、本当に難しいのは、北関東などの、数万人の失踪技能実習生が集まって、1軒家に20人とかが住みこんでいるような場合です。
     彼らは、日本人との接触を避けるので、協議も決めごともできません。


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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    多様性の塊であるシンガポールでは隣は全員外国人、かつお互いの出自が見事に世界各国バラバラ。するとどうなるかと言えば、互いの関心が薄れる。それが程よく作用して、揉め事はあることはあるが欧米に比して圧倒的に少ない。ちなみにモノカルチャー日本はその真逆だろう。
    アメリカや多くの欧州諸国とシンガポールとが違うのがその点。アメリカはもともとのコケイジアンコミュニティがあり、そこにヒスパニック系やアメリカ系、アジア系の移民が来た結果、それぞれの人種の塊の間で、様々な摩擦が絶えない。欧州も中東からの移民難民で同様。

    この団地はどちらとも全く違う。ある特定の人種が群生するコミュニティが、モノカルチャー日本人コミュニティと地続きで密接しているという話。


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    慶應ビジネススクール 教授

    中国や韓国でも国としてはいろいろありますが個人として会ってみるととてもいい人は多いように、「知らない」から嫌い、という話は人に限らず多いと思います。「ゆるやかな共生」の重要性もよくわかりました。


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