【超入門】アメリカ経済は2つの指標だけを見よう
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注目のコメント
経済は、やたらと頭のいい人が知を積み上げてきた分野だ。やたらと頭のいい人は、物事を極限までシンプルにする整理する。
オッカムのカミソリで、複雑なことを考える必要はないと思う。頭のいい人が作ってくれた分かりやすいウェブサイトを見つつ、頭のいい人がたどり着いたシンプルな法則に沿って観察すればそれでいいのではないかと思う。
もちろん、それを出発点に深く調べたり話したりするのが重要ですね。今までアメリカのインフレのニュースを聞いても「8%も物価が上がったら大変だなあ〜」程度の感想しか出てこなかったのですが、今回大酒記者に経済指標の読み方を教わって「そうやってデータを読むのか!」と目から鱗でした。どうにかそれが伝わらないかと思って図解をデザインしました。
数字の読み方自体はとてもシンプルです。これを知っていると政策やニュースの理解もぐっと深まるのではないでしょうか。次回のインフレ率の発表は10月中旬。その時にこのキャラたちのことを思い出してもらえたらうれしいです。
明日の第2回では雇用統計の読み方をお届けします。こちらもお楽しみに。こういう基礎的な記事、とてもいいし、是非「経済ってなに?」という方にこそ見てほしい!
物価さんと雇用さん、かわいいから読みやすい。イメージで入ることは人間の脳に優しいし、興味が湧けば、もっと具体や色々見ていけばいい。
経済情報は、一部の人だけのものではない。こういう記事、どんどん広がってほしいし、興味を持ってほしい。そして色々身近なこととつなげてほしい。例えば、ガソリンの値段が上がるのは、原油価格と為替の影響で、両方とも世界最大であるアメリカ経済の影響を受けるし、特に為替はそう。色々身近なこととつながるし、大きいところから見始めて、興味があるところはもう一歩みるとかなるとステキ。
もうワンステップ行きたい方へ…
データは、時系列・横比較してみるのが重要。記事でも期待インフレ率のグラフが出ているFRED(Federal Reserve Economic Data)。そして米国に限らず世界の経済指標やその市場予想との比較という点ではInvesting.comがオススメ。
「FRED」「Investing.com」もしくは「site:fred.stlouisfed.org」「site:investing.com」と、調べたい経済指標名を入れてググるべし。
もちろん、発表する当局に詳細データがあったり、原本を見ることは重要だし、他に様々なツールもある。
そのなかで、これら2つはデータの種類、データの時間軸、サイトの使いやすさや動作の早さがとても良い。FREDはダウンロードもできる。慣れれば、大体のものはグラフでざーっと見れるので使い倒せば大体のものは見れる。
ニュースは、見るだけでなく、もう一歩自分で見ていくと、もっと楽しくなる!NPのコメント欄も、一歩先を見たり、皆様の経験や感想があるから「もう一歩」見ることができるから大好き。
インフレ率や雇用統計でなくてもOKで、「ここらへんは興味を持てそう、嫌いにならなそう」といったところから楽しむのがオススメです。