ビジネスと社会を大きく変える。「電子レシート」が秘める真の実力
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昨年4月に新規事業戦略部を立ち上げ、組織改革を進める東芝テック。
年末に同社を取材した際、錦織弘信社長は「新規事業で最も注目しているのは、スマートレシート事業」とおっしゃっていました。
失礼ながら、その時はあまりピンと来ませんでした(それを深堀する取材ではなかったので、当然と言えば当然ですが)。レシートを電子化するサービスが東芝テックの将来の中核事業になり得るのか、と。
そんな疑問を抱えていましたが、
スマートレシート推進室の長谷川圭一室長に
同サービスのポテンシャルを説明いただき、腹落ちしました。
端的に言えば、スマートレシートはあらゆる業界の協創を加速させる装置ということです。
ポイントは、サービスの射程が同社の主戦場である小売・流通業界にとどまらないこと。
電子レシートサービスが業界横断のデータプラットフォームになりうる理由については、ぜひ記事をご覧ください。全く響きませんでした。
スマートレシートによるwin-winを装っていますが、顧客企業側のwin(他社で買い物済みのお客様へリコメンドクーポン配布?)に対して、東芝テック側のwin(他社データを無償で収集)が圧倒的に有利すぎます。
たとえ数秒後にリコメンドクーポンを発信できたとして、お客様側として嬉しいでしょうか? 私なら「だったら先に(クーポン配布して)くれよ」と思ってしまいます。既にその商品を買うという意思決定と購買行動を行い終わったお客様に対して、追加の購買行動を得られると考えるのは安直だと感じます(しかもクーポン値引費用は顧客企業負担)。
それだけ有効だというのなら、通常のクーポンとの費用対効果の圧倒的な高さを数字で示してほしいところです。ユーザー100万人てすごい。
レシート管理って結構需要あるんですね。
私も昔がんばってレシートを家計簿に入力してましたが、データ分析もほぼしないし入力が面倒なので諦めました。
ところで、
バーコードを読ませるのではなく、電子決済したら直接記録できないのでしょうか。
バーコードを表示させる手間が減るともっと便利。
あとはネットの購買記録も含められると管理の煩雑さが減りますね。
となるとPayPayなどが購買管理機能付けてきたときにどう対抗するか。
バーコード提示が要らなくなると思うので、このサービスよりもユーザーの手間が少なくなる。