アイリスオーヤマ 約50種類の製品生産を中国から国内へ
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円安からのコスト削減のために国内生産に戻すというのは、決して「ものづくり日本の復活」などという安楽的な話ではないと思います。
当分は国内需要に対応した商品が中心になるでしょうが、1、2年のうちに国外市場を主なターゲットにした商品開発に迫られるはずです。
安くてそこそこの品質の商品であれば、今や中国をはじめとしたアジア諸国でも生産できます。じゃぁ日本は品質で勝負するのか?というと、高級ブランド商品でもない限り、「質は良いけど価格も高い」ようなものを求める消費者はまずいません。かといって高品質を維持したまま他のアジア諸国と競合できるレベルの価格で売るのなら、それこそ後進国への逆行まっしぐら。
注目のコメント
安い日本の象徴のようなエピソード
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原材料価格の高騰や円安の長期化の影響で、中国での生産や、日本への輸送にかかるコストが上昇していることから、衣装ケースなどプラスチック製の収納用品、およそ50種類の生産を国内にある3つの工場に移管することを決めました。
このうち、埼玉県深谷市の工場には、今月、生産に必要な6種類の金型が中国から到着し、生産に向けた準備を進めています。
中国から国内に生産を切り替えることで、およそ2割のコスト削減が見込めるということで、会社では今後、園芸や除雪用品の生産の移管も検討していますダイソーのプラスチック製品が日本製に切り替わった時点がターニングポイントだったと思います。国内向けの製品が多数ということであれば正直遅すぎるようにも見えます。中国政府と揉めたか、投資の回収を図ったかはたしてというところ。
今回移管するものがプラスチック製品ということですので、衣装ケースのように空気を運ぶものはなおさら輸送コストの圧迫が厳しいですよね。
日本の方が安いという話は7年くらい前に終わってるんですよねえ。
国内製造業 脱中国で国内回帰が鮮明 TDK、中国生産の3割を国内に切り替えへ
https://newspicks.com/news/770919/