【社長直撃】アットコスメ×アマゾン。資本提携の裏側を語る
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注目のコメント
リアルxオンライン、B x C のバランスをどう取るかはとても難しい舵取りです。現場もやることはシンプルな方が進めやすいので、バランスとってと経営から支持されても迷走することの方が多いのではないでしょうか。
web2でできることはまだまだあります。日本のEC化率は20%ほどに過ぎず、まだまだやれるスペースはある。しかし、ITの最先端は、もう消費者だけを見て経営するカスタマーサクセスの限界値に来ていると考えています。これ以上の消費者体験を作るためには、サプライサイドの改善なくしてドンドン困難になっている。
旅のサブスク「HafH(ハフ)」が3年でラグジュアリーホテルも含めた大手ホテルや、大手航空会社とご一緒できたのは、彼らの課題に真摯に向き合い、ブランドを大事にしていること自体にあると思ってます(まだまだできていないことは多すぎるのですが)。
この考え方は、まさに吉松さんから学んだことです。
本件は日本だけの話ではなく、LVMHがAmazonと取引しないなどのブランド大切にするサプライヤーがAmazonを選んでくれないのは世界中で起こっていることで、世界的にも相当示唆に富む案件であったと考えます。
消費者とサプライヤーは短期的にはゼロサムゲームの利益相反あるからこそ、そのバランスをとることが求められる。
普通は完全買収しかありえないのに、マイノリティ出資してでも連携したこと自体にその微妙なパワーバランスを感じます。
この微妙なバランスをどう昇華されていくのか、学ばせていただきたいと思います。個人的に、アットコスメは口コミやランキングが充実していてよくチェックしています。
しかも店舗はオンラインのランキングと連携しているので、欲しいと思っていた商品がほぼ100%置いてあります。とても好きです。
提携のニュースを知った当初は「Amazonでも買えるようになるのかな?」くらいに思っていたのですが、吉松さんの狙いはそんなもんじゃなかった…🥺
小売の未来が見えてくる、とても面白いお話でした!アットコスメは、ユーザファーストを志向して運営されていて、お客さまが求めているのは「EC or 店舗」ではなく「EC and 店舗」であることを看破しています。
今回のAmazonとの提携によって、コロナ渦で傷ついた税務体質を癒しつつ、世界最大のECプラットフォームと提携することで、世界に誇れるネットとリアル店舗をつなげたビジネスモデル作りを加速させることを期待しています。