突然の子会社への左遷不遇の7年半を耐えた「キリンの半沢直樹」の痛快すぎる"倍返し"の中身
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発泡酒を急遽開発しなければならなくなり、前田さんは会社に復帰して「倍返し」ができました。前田さんのお力はもちろんあるとしても、運の部分も大きかったと思う。
出世などというのは、所詮半分以上がゴマすりと運です。
ゴマすりが苦手で運が悪い人は、会社を変わればいい。そのためにはポータブルスキル(問題解決能力、対人能力、自己管理能力)をしっかり身に着けておく必要があります。面白いですね。いかにこの前田仁さんが、ハートランド、一番搾り、淡麗、氷結などのヒットを考えたのか、その思考プロセスを詳しく知りたいですね。書籍に書いてあるのかな?
社内のドタバタ劇は、誰の立場から見るかで景色は変わる気はしますが、鮮烈なヒットの連発は紛れもない事実だと思うので、その試行錯誤、どうやってそれに辿り着いたのかを知りたいですね!前田さんすごい!未経験のワイン部門と洋酒メーカー(子会社)での7年半をどう過ごされたのかが知りたいところです。「左遷不遇」とありますが(←ワイン部門や子会社の方々の気持ちを考えると、このタイトルはどうかと思いますが)、本流しか知らない経営者より、本流以外も経験した経営者の方が、より高い視座と幅広い経験を有しているのではないでしょうか。実際前田さんはその後メルシャンの代表取締役にもなっていらっしゃいますし、7年半のワイン+洋酒の経験が大いに役立ったのでは、と思います。
ワインエキスパートなので、個人的にワインへの深い思い入れもあり(実家近くのシャトーメルシャンには、足繁く通ったこともあり)、ワイン部門でのご経験はきっと前田さんのその後の役に立った筈(そうであって欲しい!)と思った次第です。