Amazon、「ルンバ」のアイロボット買収 2300億円
日本経済新聞
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現在、アマゾンはすでに米国最大級のロボットメーカーです。ハードウェアの外部販売はしていませんが、2012年に買収した倉庫ロボット事業を自分達の倉庫で使っていて、そのデータをもとにしたロボット・ソフトウェアのクラウドサービスを提供しています。
現在、ルンバは家の中のマッピングもできるようになっており、IoT家電のデータ増強もありますが、上記のようなロボット向けクラウドの事業でもシナジーがありそうです。
それにしても、iRobotまでアマゾンの軍門に降るというのも寂しいです。ええええええ!!!!!なんと。。。。アマゾン、ロボットにめっちゃ力を入れていて、うちからも人材をたくさん引き抜かれました。。。
iRobotもルーツを遡ると会社の設立者でもあるRodney Brooks教授の研究に至ります(現CEOも教授の教え子)。
サブサンプション・アーキテクチャーというその後のロボット技術にも影響を与えた研究で、そうした学術研究のスピンアウトが一般市民の生活に影響を与える製品として大きな成功を収めるという、一つの冒険の終着点でしょうか。
最近の業績は振るわなかったということでパイオニアが勝ち続けるのは難しいのだなぁと思う一方で、今回Amazonに買収されても現在あるお掃除ロボットを定義したのはiRobotだという栄誉は変わりません。
他方でiRobotは買収される一方でDysonが生き残っているのは何故だろうという問いも頭の体操としては面白いです。