【図解】建設DXを遅らせる「デジタル格差」5つの要因、中小企業はどう解決すべき?
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僅かだが、課題のグラフで「組織のITリテラシー不足」は全産業の方が厳しいのは面白い。
大手ゼネコンはそれなりに頑張ってるんでしょう。
元請から孫請まで階層化する構造は、自動車メーカーのサプライチェーンでも同じなので、「何処でも悩みは同じ」。
下に行くほど規模が小さくなる事も含めて、特に建設業に限ったDXの悩みではない。
強みであったはずの現場主義が、コンサバな体質を作り、DXの阻害要因となるのは製造業でも同じだが、
ここが一番興味深く、米国の方が日本より現場の抵抗が大きいとは意外。
組合が強い、経営者VS労働者の構図、不要なポジションでは労働者をレイオフ、といった産業体質が原因なのでしょう。
全産業と比較しても、日本の建設業、苦労はしているが、それなりにDX頑張ってるじゃないですか。建設業のDXに関しては、施工管理や職人マッチングサービスなどの部分的なDXは徐々に浸透している印象ですが、単にやり繰りを工夫しているだけの感じがして(もちろんそれも大切なのですが)、どれも日本の建設業の根本課題解決の芯を食っていないのではないかと感じています。
やはり多重下請け構造の見直しや、確認申請手続きの簡略化、デジタル人材および職人・技能労働者の確保、人手に頼らない施工や工法の導入あたりが1丁目1番地な気がします。