スゴイぞ! ANAも加盟する航空連合「スターアライアンス」に鉄道会社が初加入へ どう変わる?
乗りものニュース
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鉄道会社が航空連合に加入するのは、幹線鉄道が空港直結になっている欧州ならではの面がある。空港から地方都市まで鉄道で運ぶ。そうした役割分担ができている。これまででも、鉄道の列車に航空会社の便名を付すことさえあった。だから、そうした「コードシェア」に鉄道会社もメリットがある。
しかし、アメリカはまったくそうなっていない。日本はどうか? 成田と関西と千歳はJRも直結(福岡も間接的にJRが乗り入れているが、九州各地には展開しにくい)だが、空港と都心の単なるシャトルだけだと航空連合にメリットを感じにくいだろう。JR新幹線と航空便の「ライバル」関係が解消されれば、何か新展開があるかもしれないが・・・航空会社と鉄道会社は顧客を取り合う関係ではなく、同じサービスを提供する協業者への変化を示す大きな一歩だと思う。
そもそもモビリティビジネスのコンセプトはそういう事であり、移動のにあたっての最適な手段をシームレスに検討出来る価値は高いと思う。これに、バスや車まで連携してくれば全てが繋がり、心地の良い一貫したサービスを提供可能になるのではないか、と感じました。