旅に「定額」を持ち込んだ、新機軸の旅行ビジネス誕生秘話
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月額定額2980円から全国の厳選されたホテルに泊まれる旅のサブスク「HafH(ハフ)」。「日本サブスクリプションビジネス大賞2021」でグランプリを受賞した、今注目のサブスクサービスです。
単なる「お得なサブスク」ではなく、旅行業界を変えていくサービスを提供するHafHの共同創業者、代表取締役・砂田憲治さんと、社長・大瀬良 亮さんに、HafHの誕生秘話をうかがいました。
注目のコメント
取材していただきました。3話にもわたって掲載いただきありがとうございます。
「旅のサブスク」ってなんなんだ?というのは、まだまだご説明が必要な概念ではありますが、時間とともに浸透していくであろうという手応えを感じています。
小売価格との比較ができないため卸売価格にアクセスしていること、中間マージンを徹底して排除して宿泊施設からの直販であること、平日と休日の需要の差がなだらかであることから、仕入れとしては圧倒的な価格優位性を確立しています。
一方で、それによる消費者の制約は、旅行消費に継続課金すること。私たちが開発しているシステムは、需要推定アルゴリズムであり、価格安定オプションの提供です。そのためには、消費者がいつ、どれくらいの頻度で、どういったグレードの旅をされるのかについて継続したデータが必要。「旅行は予約するときに支払うものだ」という概念が覆れば、消費者はあらかじめ旅行消費にコミットすることで、安定したお得を享受可能という構造です。
どうせ年間24万円ほど旅行するなら、毎月2万円積み立てていたほうがお得だよというシンプルな話。
浸透にはもう少し時間かかるなと感じておりますが、一定期間使い続けていただいたユーザーの継続率は他のToC向けサブスクサービスに比較してもかなり高いことから、着実に行動変化を促していくと確信しています。
移動が自由になった世界でヒトは何を想うのか。私はその世界の先に想いを馳せるだけでワクワクが止まらないのです。HafHがNewsPicksに!
月額制ですぐ予約できるHafHは、登録されている宿が素敵なオーナーさんのいるゲストハウス等、綺麗かつ泊まって良かった!と思える場所ばかり。2020年7月から愛用しています。
また宿泊に隣接する範囲として、交通のサブスクにも進出されており興味深いです。ANAの航空券サブスクの実証実験に参加させて頂いた時は、飛行機に乗る習慣のない自分にとって新しい世界を知る良い経験になりました。