【定着率100%】NTTデータが明かす、IT人材の「超」採用戦略
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年々激化するIT人材の採用合戦。今回はそんな競争下でも、次々と即戦力人材の採用に成功するNTTデータ 第4製造事業部の取り組みをご紹介します。なんと「過去3年間経験者採用の離職率は0%」とのこと。一体どんな工夫があったのか?3ポイントで整理していますので、ぜひご覧ください!
*7/6、ビズリーチ代表取締役社長の多田洋祐さんの訃報が発表されました。本記事はビズリーチ、NTTデータ、NewsPicksの3社でコミュニケーションの上公開しています。多田さんのご冥福を心よりお祈りいたします。IT人材の最終面接とその後の口説き時折担当しています。
決して成長産業ではなくIT人材にとって環境が整備されてはいない当社に入社を決めてもらう上で決め手が『中にいる人』であることは非常に多いです。
・店頭での購入体験時の接客
・面接やエレベーターですれ違う従業員の挨拶や雰囲気
・最終面接官の出す雰囲気
ここと経営理念やビジョン、社内で掲げる対人資質が一貫していること。
当社でいえば、相手の緊張感を解くさとフレンドリーさと丁寧さが同居したコミュニケーションスタイルであっあたり、
相手によって態度を変えない、などなど、インテグリティの因数分解です。ダイレクトソーシングにおける事業側のコミットメントや採用への考え方を変えることが成果につながった事例。NTTデータほどの大企業において、候補者は勝手に応募してくるものという捉え方でなくなっていることは非常に興味深いし、SIerという旧時代的な業態である事に対する健全な危機感をお持ちであるように感じ、スタートアップにとってはこういったマインドチェンジした大企業はとても手強い採用競合になりえるなと感じた。
一方、3年定着率が100%ということそのものは素晴らしいが、採用においては絶対に活躍する社員だけを採用し続けることはほぼ不可能で、とくに新卒採用と比較して中途採用はその色合いが強い。残念ながらフィットせずに期待する活躍にいたらなかった社員に対する評価や適切なコミュニケーション、場合よっては降格などは必要で、そういったことをやっていれば定着率100%にはおそらくならない。ただ、こういったことを多くの日本の大企業はやってきていないのだと思う。こことセットにしないと、これ以上中途採用をスケールさせることも難しいのではないかとも感じた。