【荏原製作所】社内起業家の熱意を下支えする機動的な組織づくり
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【取材しました!】
荏原製作所の“創業以来初”となる社内アイデアコンペティション「E-Start」の取材をさせていただきました。
創業から脈々と受け継がれてきた荏原製作所のDNAと、外部からの転職組として本制度のキーパーソンを務めているお二人がもたらす新しい風が折衷して、非常に前向きなワクワク感を感じました。
まだ始まったばかりの本制度発で、どのような事業が世の中に生み出されていくのか、今後の展開も楽しみにしています!
注目のコメント
荏原製作所創業以来初となる社内アイデアコンペティション「E-Start」。記事では社内起業制度の立ち上げのリアルなストーリーを知ることができます。
制度を牽引するのが、国内外の企業でM&Aや新規事業開拓のキャリアを持つ「転職組」と呼ばれる2人です。
非常にわかりやすく社内起業制度の立ち上げの過程について書かれているため、いままさに同じように事業創出に携わる人におすすめしたい記事です。「0から1を生み出すことはできても、100億、200億のビジネスにまでスケールアップする筋道を作れない企業は多い」
まさにインキュベーションからスケーリングへのフェーズで、ここが難しいという話は私も問題意識を持っています。この領域は
・当初の数年間は赤字を掘り続ける覚悟が求められる
・歴史ある企業がスタートアップよりも有利なのはリソースをすでに持っている点なのだが、新規事業部隊と既存事業部隊の融合が求められるこの段階で、両社が水と油のような関係であることが仇となる
そのために、
・経営トップのコミットメント
・新規事業部隊と既存事業部隊がwin-winになるような、インセンティブが必要
・「橋渡し」のプロとその専任部隊を設ける
この橋渡しに該当するのが「ビジネス屋さん」ことマーケティング統括部なのでしょう。
自発的なアイデアを募るにあたり、心理的安全性を重視し、「さん付け」を浸透させる点も気になりますね。