【社長直撃】最強。日本の「ノースフェイス」の次なる一手
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アメリカはすぐ寒くなると「The North Face」のロゴを街中見かけるようになる気がします。テック企業だと、シャツないしはポロシャツの上に首だけジップのノースフェイスがビジネスカジュアル。出張時に紛れ込むために購入したのも良き思い出。
でも日本は違いますよね。コラボ商品には「今しか買えない」衝動に駆られた消費者が飛びつき、気づいた時には完売といった場面に多々遭遇します。日本市場にあったファッショントレンドを取り入れた商品開発ができる、どれだけの領域で許されているかは未知ですが、この自由さがあるのはライセンスビジネス企業にとっては大きな強みですね。
ここ最近のゴールドウィンは、世の中のためになることを追求する方向へ転換しているようです。これはいわゆる欧米で流行りの企業存在意義の再定義によるブランディングですが、具体性がなく曖昧な世の中への貢献を謳うさまざまな企業とは異なり、しっかりと行動に移しているところは流石です。
「安いのが良い」から「エコフレンドリーが良い」という思考転換のハードルは極めて高い気がしますが、チャレンジしてこそ学びがあるのでしょう。急成長を続けるゴールドウイン渡辺社長に、ノースフェイスの企画作りの考え方から、30年後に掲げる未来の話までお聞きしました。
もう未来の話が、壮大でした。日常とアクティブシーンを兼ねられるアスレジャーの服に限らす、テーマパークまで構想されています。夢があって、いいですよね。今後の展開も注目していきます。メーカーとしての物作りの力が基盤としてあっての成長なんだな、と思いました。物作り×ブランド展開力×デザイン力となると稀有な存在なので、海外ブランドのライセンスも獲得し易いし、コラボのオファーも来るのでしょう