日本のiPhoneは世界最安 ブラジルでは40万円以上の機種も MM総研調べ
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iPhoneが世界で一番高い国に住んでいますが、ブラジルのiPhoneが日本より高いのは今に始まったことではなくもうだいぶ前から既にそうなっていました。
ブラジル国内で最もiPhoneを販売している小売店の店舗作りをやらせてもらっていますが、今も昔も店内で最も売り上げを上げているのがiPhoneです。高所得者層が一括で買うのは普通のことですが、それに加えて中-低所得者層が何枚ものクレジットカードで数十回払いの分割で購入するケースもかなり多いのが注目点です。高級ショッピングモールの店舗のiPhone売上が最も高いのは想像できると思いますが、それと同等に地価があまり高くないモール内の店舗での売上も決して引けを取っていません。
元々インフレに慣れた国民なのでiPhoneの価格が毎回上がっていくのは普通のこととして捉えられていますが、中-低所得者層が車を買うような感覚で購入したいと思わせる魅力がiPhoneにある限り、この流れは続きそうです。これについては現地でも専門家の見解をまとめた記事が出てます。
まずは、ブラジルにおけるビジネス上の最大の問題点である税金の問題。価格の40.14%は、税関で関税、工業製品税、社会負担金、その後州税である商品流通税などが課せられます。
その他の要素として、一時期弱含んだ為替、サプライチェーンの問題、ブラジルにあるアップルの対Android端末との差別化戦略などが指摘されてます。
この中には世界共通のものもあるので全てが正しい指摘かは疑問ですけども・・・
また、あるキーワードで検索すると「どうやったら海外で買ったiPhoneを無税で持ち込めるか」といったいったQ&Aも割とアクセス集めてるようです。こんなところでブラジルが出ちゃいましたが、輸入関税の高いブラジルは海外の2.5-3倍くらいの価格で輸入品は売られている感じです。
ただ、ここまで高いものを買える層はアメリカ行って買ってくれば良いので、実際にどれだけ売れてるかはなはだ疑問です。