サステナブルファッションの扉
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The True Costという映画を観たのがきっかけで、衣類の大量生産・大量販売がファッション産業に従事する労働者や環境へどんな弊害をもたらすのかを考えさせられました。
今日本でも「サステナブル」や「エシカル」が認知されつつありますが、実際にメーカーやブランドはどのようなアクションを取ればいいのか?そして一消費者はファッションを楽しみながら環境の負荷をかけないようにするためにはどうすればいいのか?
モデルでサステナブルブランドも手掛けるZ世代、長谷川ミラさんと、エシカルファッションプランナーの鎌田安里紗さんに問いかけます。相談に共通している悩みは
「自分は、サステナブルはいいと思う。だけど、周りと合わない」
でした。
それに対して、パネラーの皆様は
サステナブルの第一線で活躍している方々。
なので、大体の方が
サステナブルを遠ざける人たちの気持ちが掴みきれず、本質的な解答に繋がっていないと感じていました。
おそらく、
今回パネラーの方にも
相談者の方にも大切だったのは
鎌田さんの発した
「洗濯機を買おうとしたら、興味がないために服のような買い方ができなかった」
の一言。
ヒントはそこに集約されていますが
どなたもそこを深掘りしなかったのが残念です
もしサステナブルを、サステナブルを遠ざけている、もしくは興味がない方との距離を縮めたいなら
サステナブルに興味がない方も登壇してもらって、話をするべきではなかったでしょうか。
全体的に
「なんでサステナブルは広まらないんだろうね?」
「なんでだろう、不思議だねー」
で終わってしまったことが非常に寂しいです。環境を守りつつ楽しめるサスティナブルファッション。新たなトレンドが出てくる中、何をどう選んだら良いのか、悩む方々も多いと思います。消費対象、消費目的も変わってきている中で、メーカーのビジネスでも、学びになることが出てくると思います。