消防士からエンジニアへ、究極の「未経験転職」3つのポイント
コメント
注目のコメント
未経験エンジニア転職の話としても、広く未経験転職や異動(ワークスタイルが変わるとき)の話としても、ものすごく勉強になるお話でした。
特に「最初にもっと、周囲との期待値を擦り合わせておけばよかった」の部分です。
私は「同じ職種(営業)で、全く違う会社に転職」「同じ会社で、全く違う職種(企画)に異動」「副業として、ライター業を開始」と、ワークスタイルが大きく変わった経験が3つあります。
私の場合は「消防士からエンジニア」ほど劇的ではなく、職種は同じとか、会社は同じとか、共通する部分も多いはずなのに。それでもワークスタイルの変化は、覚悟はしてても毎回大変でした。
川俣さんが「(そんなことあるはずないのに)結果を出さなければ雇用契約が終わってしまうのではと焦っていた」とおっしゃっていましたが、私も思うように早くキャッチアップができなくて、毎回「もうクビかもしれない」と思い詰めていたことを思い出しました笑
落ち込みながらもある意味、「もっとできるはず!」と勝手に自分に期待していたんだと思います。
もちろんずっと甘えていてもダメなのですが、「●カ月くらいでこうなっているといいでしょうか?」というイメージを周囲と擦り合わせて、身の丈にあった健全な焦り・成長イメージを持てればよかったのかなと思います。
今の立場はどちらかというと受け入れ側なので、逆のことも言えて。全く違う環境から異動してきたメンバーの中には、やはりすごく焦ってしまっている人もいます。
自分と相手の期待値がズレてるなと感じたときは「最初はこんなもんだよ」「指摘はするけど、焦らなくていいよ」「まずはこの仕事で、ここができるようになるといいよね」などと、自分から自分が思っている期待値を伝えていきたいなと思いました。自分のやる気がいつ出るのかを把握することは、スキルを身につけるにあたってとても大切だと感じました。
川俣さんがソフトウェアエンジニアになったキッカケは、「身近な人のため」にホームページやシステムを作ったこと。
それ以外、例えば「年収アップのため」とか「大手に就職するため」という理屈的な理由なら川俣さんは今ほど努力できていないように思います(間違っていたらすみません)。
私も川俣さんのように、自分よりも周りのために動くことを幸せと感じる人間です。そのため何かを頑張ろうと決めたら、その利を家族や友人に還元してみる形を探してみようと思いました。