【電撃参入】NECがつくる「万能ワクチン」とは
NewsPicks編集部
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第一三共は5月26日、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験が最終段階に入ったと発表しました。年内の実用化を目指しているということです。国内では、塩野義製薬、KMバイオロジクスも最終段階の臨床試験を進めています。
また3月には、新たな感染症のパンデミックを見据え、国産ワクチン開発の司令塔となる新組織「SCARDA」(スカーダ、先進的研究開発戦略センター)が発足しました。
後れをとってしまった国産ワクチン開発に、国もようやく重い腰を上げたといったところでしょうか。
そこに現れたのが、異業種から参入し、全く新しいアプローチでワクチン開発を目指すNECでした。NECの強みは「世界最強」と自負するAIアルゴリズムです。
新たな感染症のパンデミックが起こったとき、世界中の人々に効果があるワクチンをあらかじめ設計しておく。
実現性は専門家も「わからない」と認めるほどチャレンジングな研究開発ですが、日本企業がこういった挑戦をしてくれるのは頼もしいです。「B細胞に抗体を作らせるとともに、T細胞を活性化し、感染した細胞そのものを破壊してもらうことで、有効性と持続性を高める2段構えのワクチン」ときくと、最強のワクチンだなと。強力すぎて普通の細胞も破壊しないのか、少し心配です。
なんでNECさんなんだ、医療系のベンチャーで別のNECがあるのかと思いました。
NECさんといえば技術力です。日本有数の研究機関を持っているとは思っていましたが、医療にも応用できる研究機関だったのですね。
ぜひ頑張って万能ワクチンを成功させてもらいたいです。