【最新起業家】僕は、「日本のお酒」で世界を獲る
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同じ業界の一人としてとても嬉しくワクワクする内容でした。Tippsyさんありがとうございます!
ワイン→未来の時間に価値
日本酒→過去の時間に価値
それは米の出来や水質や水温、微生物の状態が変わっても製法や技術を駆使し前年以上の品質になるから。これは何百年続く伝承の賜物で、寒い中冷たい水を触りながら一秒を極められる日本人の性格が影響していると思います。
私は生産性を度外視し技術をすべて引出した、
日本人にしか造れない日本酒を造っています。
それは日本文化の結集は世界の心を灯せると信じているから。
昭和の震災で一度幕を下ろす元酒蔵ですがこの春パートナーのタンクをすべて買切る形で再起しました。理由は海外での埃を被った日本酒。前職航空会社で就航都市すべてのスターホテルを選定する中で見たこの悔しさが原点です。
世界のアルコール市場は150兆円、ビール60兆、ワイン40兆、スピリッツ40兆。日本酒は4500億。うち輸出は400億。年々増えている輸出ですがフランスワイン輸出1兆と比べると4%。
品質はワインに劣っていると思いません。故に前述の通り少しずつ輸出が増えており今後も輸出や現地生産が増えるでしょう。その時に日本で造る日本酒の意義が必要です。何百年と続く日本酒文化が外資参入によって輝くためにポジションが大切と考えています。
わたし達は風土を活かし技術をすべて引き出した日本酒を造り圧倒的な華やかな香りと味わいのバランス、そして歴史や四季という日本文化を意匠に描いています。これは歴史を紡ぐ中で培ってきた職人の手仕込み技術、そして日本文化に生きている日本人にしかできません。
故に高級日本酒カテゴリに入りますが、クラファンでは330万を調達し当時の日本酒プロダクトでは最高額、業界超大手が本気出す新作をも上回りました。
今後もTippsyさんに並べれるよう、日本の強み、日本人のアイデンティティを中心に置き、日本文化の結集で世界の心を灯せることを信じて挑戦していきます。
https://sakedress.com/
注目のコメント
テックやビジネスにおける日本の圧倒的な存在感のなさ、その一方で、日本人が気づかないところで増殖している「秘境的」な魅力を含め、同じ米国にいる人間として深く共感することばかりでした。
しかも、そういう日本のカルチャー領域ですら、海外では、実は中韓の企業がリードしていることが多いなかで、実際に、日本人が自ら起業して挑戦していることの意味はこの上なく大きい。
世界へのSake旋風に期待しています!「日本って海外から見たら、東にあるいわば『幻の国』なんですよ」と聞いた時、正直「え?」と耳を疑いましたが、
10年以上、外から日本を見てきた伊藤さんは日本のポテンシャルを的確に捉えていて、すごくワクワクするインタビューでした!これにめちゃ共感です。この「極東感」「ジパング感」「ガラパゴス感」は、冒険や旅の目的地には最高なんですよ。
(そんでもって安全で清潔ときてる。セーフティな冒険が求められています)
▼記事より
日本って、海外から見れば、極東にあるいわば「幻の国」なんですよ。
例えば、MBAでフィールドワークの企画があると、日本が一番人気でした。いろいろな国がある中でも、「日本ってめっちゃ綺麗らしいじゃん」「懐石のおいしい店を教えてよ」と相当の関心を感じていました。
つまり、テクノロジー系だと難しいかもしれないが、食べ物やカルチャーはすでに世界で認められていたわけですね。