3メガバンク、中途採用22年度8割増 新卒偏重から転換
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ポイントはどの職種*どの層で中途採用するのか?であろう。従来からシステムや間接の一部は中途スペシャリストが多い組織もあったが、一定役職以上となると、中途採用も行わないし、そもそも昇格すら難しい現実があった。最も中途で幹部増やすことが目的化するのは良くない。
ただ伝統的な銀行業務での商売の拡大が難しくなり、銀行法改正の流れで様々な事業を運営することが可能なった今、銀行員として育成したメンバーだけで、多角化を実現することは不可能だ。この新領域を銀行人事制度から切り離して運用できると勝ち筋は見える。
注目のコメント
中途採用が増えてきたとは言え、3メガ合わせて360人。新卒採用が1100人なので全然足りないです。中途採用は新卒採用の10倍くらいになって欲しい。これだと新しい事業やプロジェクトを行う際の専門人材が足らず、変化に対応できません。下記引用の外銀との比較がよく分かります。
「もっとも人材の活用では米銀に後れを取る。JPモルガン・チェースは社内に5万人超のエンジニアを抱え、約25万人の社員の約5人に1人がエンジニアだ。一方、社員数約14万人の三菱UFJフィナンシャル・グループのIT人材は約4000人にとどまる。3メガがデジタルサービスの開発力などを高めるには、一時的ではなく継続して中途を増やしていく必要がある。」3メガ合わせて何万人も社員がいる中で中途採用は360人…
これだと企業文化はなかなか変わらないでしょうね。経営陣や管理職クラスでもっと外から人を採用したら良いのではないでしょうか。で、その人たちがチームを作っていく仕組みがあれば、もっとカルチャーもミックスされて、多様性も広がるのではと思いますし、入行年次の背番号も気にしなくなるのでは。海外からの収益が国内に匹敵する規模がある中で、国内限定で新卒VS中途という視点を変える必要がある様に思います。
国内の日本人の中途はまだまだ少ない一方、買収先を含めた日本人以外の従業員も増えているしその多くは中途採用。メガバンクの様なグローバルな企業の採用について国内の採用だけを見ていてもミスリードすると思いますのでグローバルな数字が知りたいです。
また、そもそも国内は支店の数も減っていて国内はDXによるコスト(≡人件費)削減を進めているので人海戦術の為の大量の新人採用のニーズが減っている側面はあると思います。