人口64万4千人減、過去最大 コロナ入国制限が影響
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かつての花形産業であり、社長が2年毎に変わる会社がある。売り上げは年々着実に減少しており、社員は危機感を持っているのに会社は全く動かない。なぜなら2年で減少する幅はたかだか知れており、それより自分の任期中に余計な問題を起こしたくないと考えているからだ。
この話を聞いた時、この会社が衰退する根本的な原因は、典型的な構造の欠陥であると感じた。
では今の日本の構造はどうなのだろうか。この会社と同じく、失敗の許されない社会ではないだろうか。特に日本人は特別な人間を妬む癖があり、それがSNSによって助長されてしまった。
つまり、社長とか、議員とか、リーダーとか、著名人とか、そういった自分とは違う世界にいる人間のやる事は100%正解でなくてはならず、リスクどころかリスクの可能性があるというだけで、徹底的に叩かれ、炎上する。
東京オリンピックでの異常なバッシングは記憶に新しい。
さて、そんなわずかなミスも許されないこの日本の世の中で、誰が抜本的な改革をできるのか。せいぜい少子化対策室を作ったり、不妊治療を保険適用するなどの小手先の対策でお茶を濁す事しかできないのは、この日本の構造上当然であろう。
少子化は、「対策をしない」という政策の失敗であるかも知れないが、その原因を作っているのが、異常なほどリスクに敏感な国民性にも起因しているという事に、そろそろ気づかなければならない。
注目のコメント
どんどん減ってしまいますね。
企業の働き方改革やらが進むなか、これは長期的にみてしまうと逆戻りを辿る一方。
また日本としてのマンパワーが減ってしまい、海外から人を呼ぶしかないのであらゆるトラブルを呼びそう。
学生目線だと上部の影響しか話すことはできないが、本質的な影響を考えると恐ろしすぎる。