「20歳すぎたらただの人」日本のスポーツ界と受験界がそんな"元神童"を量産してしまう深刻な理由
コメント
注目のコメント
為末さんかっこいいなぁ
こういう意見が力持ってほしい。
NPでも、柔道全国大会廃止の時に大人の都合、とか、子供の挑戦の機会を奪うみたいな意見もありましたが、結局大人がやりたいだけ、もしくはみたいだけ。
将来オリンピックで金メダルとりたいっていうのは目標として素敵だと思うんですけど、全日本小学生大会に自分の人生かけて自分のピーク持っていきたい子供なんかいるわけないですからね、ていうかいたら周りの大人は反省したほうがいい。
少なくとも中学校ぐらいまでは、スポーツはそのスポーツを通して成長するのが目的だと思うんですけど、
成長機会の観点からもトーナメントは最悪、一回負けたら終わりの勝ち抜きトーナメントって殆どは成長できません。一回戦で半分消えるわけで、その半分は半分いるにも関わらず最弱というレッテルになる。そら嫌になるよね。
競技人口少なすぎて、地方だけでは大会成り立たないような競技で全国大会するのは仕方ないですが、地方で大会成り立つなら実力毎にリーグ分けて、勝ったり負けたりしながら成長すればいいんですよ。その世代であまりにもずば抜けてるなら上の世代に混ぜてもらえばいいと思います。
あと、全国大会あると経済的に余裕ない場合、子供が勝ったの喜べないとかなってくるのもある。子供はそういうの感じ取るし、それでもなんとか応援してくれて全国行って一回戦で負けたときの気持ちとか想像するだけで恐ろしい。アスリートや音楽家など、私も小さい子が活躍してると姉目線で可愛がりたくなりますが、子供の成長を考えると、大人基準での「成功」を期待しすぎてもいけないのかもしれないですね。
『「勝てない指導法はダメな指導」とするのは、まさにスポーツの勝利至上主義であり、勝てない者以外を認めないスポーツなのである。そういったスポーツ価値観こそが「体育嫌い」を大量に生み、人々を遠ざけていることに、「自分自身が勝ってきた人間」はなかなか気づけないし、気づいても実践できないものだ。』