東銀座の築地銀だこで「本気のデジタル化」をしたら、何が起きた?
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面白い取り組みですね。プロセスや情報を人出を介していたアナログからただデジタルにしただけではなく、それにより得たデータを分析した気づきにもまた新たな取り組みをされていらっしゃり、DXの体現に繋がっている事例を学ばせていただきました。
よくDXの取り組みの目的は、効率化であったり、省力化目的であったりと、そちらに目がいきがちですが、その分が単純に人が少なくなるのではなく、本当に顧客が人との接点を求める場所に注力して人を残し、そしてプロセスの中でこれはデジタルで圧倒的に良いと思う場所をデジタルにしてしまう、そのような使い分けはどの場面でも必要となると思います。
配膳ロボットも、最近では増えてきましたが、ロボットと見ると子供達はどうしても目がどこにあるのか、顔がないことに気になる様子、馴染み深い顔のデザインも加わると、家族の食事の場には、更に好感度が増すのではと思う次第です。東銀座店ではありませんが、近隣の銀だこハイボール横丁はたまに夫婦でいきます。どっしり座ってしっぽり飲むというより立ち飲みに近いようなカジュアルな雰囲気の業態なので、人手不足ならDX化で配膳ロボに運んでもらうのもいいのですが、お客さんを動かすのも手かと思います。
実際、その近隣の銀だこで店員さんが少なくて、早くお酒を飲みたいのになかなか手元にこないことがありました。ついセルフサービスでもいいですよ?と言いたくなったことがあります。
たこ焼きとハイボールの組み合わせって最高ですから、早く飲み食べれるなら取りに行くのは全く苦じゃないしビアガーデンやお祭りみたいで楽しくもなりそうな。煮込みが人気とのことですが、セルフサービスでたこ焼き取りに行った時、厨房に煮込みの鍋が見えたら「それもください」って買っちゃいそうです。
普通の居酒屋さんではなく「たこ焼き居酒屋さん」だからこそ、人をワクワクさせ行動させるパワーがありそう。DXに限らずユニークな打ち手が色々と考えられそうです。飲食店にも及ぶDXの波。
一見、デジタル化とは程遠い業界であっても、最初の導入までのハードルは高いですが、DXを推進できている企業とそうでない企業とでは、数年後に大きな差になっていそうですね。
「これまでの良いところを残しながら現場維持」という姿勢が決して悪いわけではないと思いますが、これからさらに起こるであろうビジネス環境の変化の中で、自社の優位性を担保できなくなってしまう可能性は十分あります。