「砲撃のなかで私はコンドームをつかんだ」 ウクライナでも性暴力が“戦争の武器”に
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ロシア軍は世界最悪の軍隊というわけではなく、ミャンマー国軍もこういうことは今も連日しているし、世界各地で起きている戦争、イエメンでも、エチオピアでも、南スーダンでも、やはり毎日起きています。ウクライナほど注目されてはいませんが。
軍事的占領というのは、ほとんどの場合、圧倒的な暴力と尊厳の破壊で現地人を徹底的に打ちのめすことによって達成されます。1945年に米国に占領された経験しかない日本人のケースは、かなり例外です。
ロシア軍には、チョコレートや民主改革でウクライナ人の歓心を買うような占領はできません。できるのは、彼らがこれまでも各地でしてきたように、徹底的な暴力と尊厳の破壊です。
戦地での救援物資に緊急避妊薬が重要、というのは、どの紛争地でもいえることです。緊急避妊薬も届かない場合は、バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプの一角で保護されている女性たちのように、侵略してきた兵士たちの子供を産み、家族やコミュニティからも隔絶されて生きていくことになります。もう本当に胸が張り裂けそうです。世界中の人がこんなこともうやめてほしいと思っているけれど、止める術が現状ない中で、せめて女性たちを性暴力による妊娠という悲劇だけからは守るための緊急避妊薬が行き渡ってほしいです。
ゼレンスキー大統領の安保理の演説でもこの問題が扱われたが、ロシアは正規軍で攻め込んだにもかかわらず、規律が機能していない。国際人道法についての認識が欠片もあるとは思えない。これが安保理常任理事国の正規軍なのか…。