【世界初】「YouTube100億回再生」の教育ユニコーンがすごい
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YouTubeで初めて100億回再生を超えた「コンテンツベイビーシャーク」がどのようにして生まれたのか、その仕組みについて解説された記事。
その仕組みは大きく下記3点。
・小さく数多く試して、チャンスがあるところに集中投資
・他者をよく見て学ぶ
・取り敢えず市場に出してみて反応をもとに修正
特に印象的だったのが、江南スタイルやBTSやディズニーなど他者の固有名詞がよく出てきた点。
ここからは完全な憶測だが、他で成功している事例を分析して得られた仮説を小さく数多く試しながら修正していくことが、メガヒットとなるコンテンツを生み出したのではと感じた。
前作のBTSや韓国ドラマと共通して、おそらく試行錯誤の回数や費用やヒトの投資はいい意味で異常だったと思われる。
本連載企画を読んでいて共通して思うのは、韓国の企業は良い意味でプライドがない。
失敗を気にしないので何回でも試すことができる。
自前主義ではなく、優秀な人に権限とお金を惜しみなく与える。
注目のコメント
YouTubeではじめて100億回を突破した動画をご存じですか。
「Baby Shark」という子供向けの英語ソング、お子さんをお持ちだと知っているという方も多いかもしれません。
「ベイビーシャッシャッシャッ」という中毒性のあるサウンド、これを作り出しているのも実は、韓国の会社なんです。
その共同創業者を直撃してみると、「バズる歌」を一曲作ったというだけでは全然満足していない。ディズニーやBTSをベンチマークし、IP(知的財産)ビジネスを手掛けていくためのしたたかな戦略を知りました。
この会社のやり方は、キャラクターIPをたくさん持っている日本の戦い方を考える上でもとても参考になると感じています。いろいろな成功企業から学ぶ、というのは1つのやり方ですね。それにしても子供x英語xYoutubeマーケットへの着眼がすごいと思います。少し前のBusiness Week (もしかしたらEconomist)によると、世界中で英語を教えるInternational schoolの需要が高まっているそうです(一方で白人の先生しか雇わないので問題だという記事でした)。
追加:全然違う話ですが、世界中で問題になりつつある子供の「TikTok Brain」nの記事がWSJにありました。
https://www.wsj.com/articles/tiktok-brain-explained-why-some-kids-seem-hooked-on-social-video-feeds-11648866192?mod=itp_wsj&ru=yahooストーリーテリングで示唆に富んだ内容でした
・子供向けスマホオンライン学習開始(2010,時期尚早)
・複数PoCを回しfeasibility study
・アニメミュージックビデオにpivot
・scaleを考えyoutubeをプラットフォームに選択
・グローバルを視野。「英語学習」へ
・英語圏でもニーズあり、グローバルでPMF
・繰り返し、ダンスなど自国K-POPの得意技を活用
・競合や市場分析もグローバルで捉え自社戦略へ
・出生率×人口でメインターゲット絞る
・キャラクターをIP化しdefensibility強化
・MAやIP買収でさらなる拡大
・新しいプラットフォームにもすぐに参入
戦略がスマートですが、改めて驚くべきは、創業当時の2010年から、子供向けオンライン学習をターゲットにしていた点です。当時は時期尚早でも先見の明があり、pinkfongの成功は必然であるようにも思えてきます